防災・減災
ライフラインのトラブルに負けない住まいのつくり方、過ごし方をご紹介。
普段から災害を想定した設備を整えておくことで、地震や台風などに強い住まいが実現します。
停電対策
太陽光発電・蓄電システムの設置で、停電時もかしこく給電しながら充電
太陽光発電システムがあれば停電時にも非常用コンセントとしてある程度の電力を使用できます。また、蓄電容量が6.5kWhの蓄電システムの場合、3日間程度の停電なら、照明や冷蔵庫の運転やスマホの充電など、必要となる電力がカバーでき安心です。
電気自動車×SMART V2Hで自立した生活が可能
より長期間にわたり電力の供給がストップしてしまうケースでも、電気自動車を所有していれば家庭での発電・充電を自立的に運用することが可能です。
断水対策
エコキュートやエネファームの貯湯タンクを活用
エコキュートやエネファームといった家庭用の給湯設備を利用している住宅であれば、断水時に貯湯タンクを非常用水として使用することができます。タンクにある非常用取水栓により停電時でも水を取り出すことができ、1人あたり1日10Lが必要とされる生活用水を、エコキュートならば1週間程度確保するのに役立ちます。
- 例:エコキュート 370L、460L、550L、
エネファーム 140L
大容量の貯水タンクが臨時の水道に
大容量の貯水タンクを設置していれば、3日間程度の断水にも対応が可能。例えば、120Lの貯水タンクの場合、4人家族3日分の飲料水とトイレ洗浄水などの生活用水が確保できます。また、水道管に取り付けるだけで、簡単に施工ができます。
暴風対策
シャッターの取り付けで万一のリスクを軽減
仕様・設備の選び方も災害に強い住宅づくりには重要。例えば、ウィンドウシャッターは暴風による飛来物への有効な対策になります。
豪雨対策
豪雨などで増水した雨水が建物内に侵入するのを軽減します
増水した際、建物内への水の侵入を軽減することができる、止水シートというものがあります。
軽いうえ、止水性能も土のうの10倍で、設置も短時間で行うことができます。